2014年度任務と課題

2014.7.8決定

1. 図書館政策と使命・目標・評価1
(1) 住民に必要と認知される図書館をめざそう。
(2) 図書館法と「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」を正確に理解し活用しよう。
(3) 県立図書館の役割と市町村立図書館のかかわりについて、意見交換を進め、調査、研究、分析を行おう。

2. 委託・指定管理制度など(民営化)
(1) 委託・指定管理者制度・市場化テストなど直営以外の管理形態にかかわる法律・政治等の動き、各地域の情報を図書館員と市民とでネットワークをつくって共有しよう。
(2) 委託・指定管理者制度をすでに導入した館の運営状況やサービスの中身等の情報を収集し共有しよう。

3. 図書館づくりと住民
(1) 誰もが生活圏域で図書館サービスを受けられるようにしよう。
(2) 住民と図書館員は、積極的に対話の機会を持とう。
(3) 近隣や関係ある図書館と日常的に支えあう関係を築いていこう。そのことが非常時にも生かせるようにしよう。

4. 職員を考える
(1) 図書館職員の労働に関する法律や通知に関心を持ち、学習会などで理解を深め、活用しよう。
(2) 図書館で働く人の現状を社会に伝え、図書館で働くすべての人の雇用の安定と生活できる賃金を求めて、住民や労働組合とともに広く活動しよう。
(3) 正規、非正規、民間の立場を越えて、同じ図書館職員として皆が協力して仕事ができるよう情報の発信と交流をしよう。
(4) 新しい専門職制度について議論を深めていこう。

5. 図書館の自由と危機管理
(1) 日常のなかで図書館の自由を語り合おう。さまざまな研修会に参加したり館内で研修を行おう。
(2)「図書館の自由に関する宣言」に基づいて、それぞれの図書館で「利用者を守る」「資料を守る」「職員を守る」体制を確立しよう。図書館の自由を理解するために事例集をつくろう。
(3) 図書館の危機事例を積極的に収集し、課題を見つけてマニュアルをつくろう。
(4) さまざまな雇用形態を超えて、図書館の危機管理の情報を共有できるしくみをつくろう。

6. 資料収集
(1) 住民や出版社、書店等と連携・協力して資料費増額を求め、消費税の軽減を訴えよう。
(2) 選書・分担収集・保存の現状を確認し、検討しよう。

7. サービスとPR
(1) 課題解決型サービスは、まずやってみよう。そして持続の方法を考えよう。
(2) 相互貸借の物流のしくみなどを研究し、資料提供の充実をはかろう。

8. 図書館システムを図書館の手に
(1) 仕様書や調達のプロセスと結果を共有し、適切な調達をしよう。図書館システムの標準化について検討する場を設けよう。
(2) 自治体間で図書館システムについての情報交換を進めよう。
(3) 国立国会図書館書誌データについて情報収集し、自館のサービス向上のためにMARCを選択できるようにしよう。
(4) ITスキルを上げる学習会・講座を開こう。

9. どんな状況にある人にも本を!
(1) 図書館員は、図書館利用にはさまざまな障害(障壁)があることを認識しよう。
(2) 図書館員は、それぞれの利用者に応じたコミュニケーション手段を工夫しよう。
(3) 図書館員は、図書館の外に出て、病院、福祉施設、教育施設、更生施設などと積極的に連携し、図書館利用に障害のある人々へのサービスを実践しよう。
(4) 著作権法改正を活かして図書館利用に障害のある人々へのサービスを充実させよう。
(5) 危機管理は全ての人に対応ができるよう、十分な想定をしよう。
(6) 多文化サービスを推進しよう。

10. すべての子どもたちに図書館サービスを
(1) 図書館に来られない子どもたちを含めた児童サービスをつくろう。
(2) 子どもの読書に関わる全ての人たちの間で積極的なコミュニケーションを図り、ネットワークをつくろう。
(3) すべての子どもが本にふれる機会である学校図書館を公立図書館が支援していこう。
(4) 図書館とともに保育所などの関係部署が主体的に取り組める「子ども読書活動推進計画」づくりを進めよう。

11. 図問研組織の拡大強化
(1) 会員増加をめざして、魅力的な図書館問題研究会にしよう。
(2) 支部・地域・グループで学習会を開こう。
(3) 学習会や人的ネットワークを通じて活動を活発化しよう。