2020年度の取り組み

2021年8月14日

 2020年度、図書館問題研究会は以下の項目を重点にして活動します。

1 新型コロナ禍の社会においても図書館はその使命を果たすべく、すべての人への情報提供への道を探り、実行していこう。
2 国・自治体や社会の動きに注視して、図書館の発展につながるよう迅速に取り組もう。
 (1) 司書有資格者を正規職員として採用することを働きかけよう。
 (2) 指定管理者制度をはじめとする民営化の問題点を整理し、新たな指定管理者制度の導入を阻止しよう。
 (3) 会計年度任用職員制度の導入にあたって非正規職員の待遇改善につながる条例制定に向けて行動しよう。
民間企業の同一労働、同一賃金の働きの把握に努めよう。
 (4) 首長部局が所管する図書館の実態と法的位置づけを調査するとともに、第9次地方分権一括法の図書館に関係する法改正を検証し、図書館の所管を教育委員会から首長部局に移管することを阻止しよう。
また、移管された図書館の中立性が保たれるように働きかけよう。
3 住民とともに図書館のあり方を追求しよう。
4 住民の知る権利を保障するために、資料収集・提供にあらゆる努力をはらおう。
5 図書館利用に障害のある人へのサービスに力をそそごう。
 (1) 多様なニーズにあわせたサービスをしていこう。
 (2) あらゆる人とのコミュニケーションを深め、人的サービス、資料、施設を充実させよう。
6 子どもを取り巻く状況を認識して、サービスに取り組もう。
7 図書館の評価について研究をすすめよう。
8 これからの活動を支えるために会員を増やそう。
『みんなの図書館』を読む会、学習会、情報交換会などを通して、開かれた議論をしよう。

Posted by tmk