第66回全国大会

2023年5月29日

と き:2019年6月30日(日)~7月1日(月)
ところ:ホテルウェルコ成田(旧メルキュールホテル成田)
〒286-0033 千葉県成田市花崎町818−1
後 援:千葉県教育委員会・成田市教育委員会
問合せ:第66回全国大会準備委員会
Mail 2019taikainarita@gmail.com

大会のおさそい
図書館問題研究会第66回全国大会は千葉県成田市でおこないます。
千葉県が大会開催地になったのは、1997年の銚子大会でした。それから20数年、図書館も図書館を取り巻く制度も激変しています。図書館の中のことだけでなく、社会とどうつながり、どんな形で住民の「知る自由」を保障するのか…真剣に考え、行動する時期に来ているのではないかと思います。
千葉で図書館をめぐる問題について私たちと一緒に考えてみませんか。

日程

【受 付】 6月30日(日) 9:00 受付開始
【開 会】 9:30
【全体会】 6月30日(日) 10:00~12:00
7月1日(月)  9:00~12:00
【図書館見学】 7月1日(月)   13:00~16:00 ※定員に達したため受付を終了しました。
成田市立図書館本館、公津の杜分館の見学を予定しています。図書館ヘは公共交通機関(バス)を利用して移動します。(定員25名、要申込)
【分科会】    6月30日(日) 13:00~17:00

【テーマ別交流会】 地酒の部屋、成田の部屋/他

【参加費・宿泊費など】
1. 参加費 全日参加 5,000 円(非正規 2,000 円)
1日参加 3,000 円(非正規 2,000 円)
2. 宿泊費 6 月30 日(日)    5,000 円
※シングル希望の場合(数に限りがあります) 7,000 円
3. 懇親会費 6,000 円
4. 昼食(6月30日)  1,200 円
※ 7月1日(月)の昼食は各自ご用意ください。

【参加申込案内】
1. 申込方法
申込期限は6 月10 日(月)厳守です。  

全体会、分科会のみ受付しております。受付でお申込ください。

大会申込フォームを利用する。(できるだけこちらをご活用ください)。
② FAX、メールを利用する。
FAX:03-3222-5034(図書館問題研究会事務所)
E-mail:2019taikainarita@gmail.com
③郵送
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-3-2 三信ビル302 図書館問題研究会 宛て(なお、個人情報は本大会運営のみに使用し、他の用途には一切使用しません)

2. 申込確認
申し込まれた方に申込確認書をお送りします。申込後10日以内に届かないときは、大会準備委員会までご連絡ください。
TEL:03-3222-5030(図書館問題研究会事務所)
※大会準備委員会から連絡しますので、事務所にお名前・ご連絡先を言付けてください。
Mail:2019taikainarita@gmail.com

3. 支払い方法
申込確認書の受け取り後、所定の金額を6 月21 日(金)までに、「ゆうちょ銀行」の以下の口座にご入金ください。手数料はご負担ください。
店  番:019
口座番号:0105977 (当座)
口座名:図書館問題研究会千葉支部

振替用紙使用の場合
口座番号:00190-2-105977

4. 変更や取り消しは全国大会準備委員会にご連絡ください。
キャンセル料
当日  宿泊料金の  100%
前日    〃     80%
2日前から 〃     40%
9日前から 〃     10%

5. 非会員の方へ
ご希望の方に、『みんなの図書館』7 月号(大会特集号)、11 月号(大会記録号)をお送りします。必ず申込書の送付希望(1,400円)を選択してください。

【交通案内】成田市観光協会公式サイト:FEEL 成田 アクセスガイド

■会場
ホテルウェルコ成田(旧メルキュールホテル成田)
〒286-0033 千葉県成田市花崎町818-1 TEL:0476-23-7000

●電車で
〇京成線
京成上野駅から京成成田駅まで快特で約65 分、京成成田駅から徒歩1 分
〇JR
東京駅から成田駅まで総武本線(快速)成田空港行きで約70 分、特急成田エクスプレス成田空港行きで約55 分、JR 成田駅から徒歩3 分
●車で
成田空港方面から東関東自動車道「成田IC」より車で約15 分
東京方面から東関東自動車道「富里IC」より車で約10 分
●成田空港から・空港へのシャトルバス
ホテル⇔空港の無料シャトルバスがあります。時間は時刻表をご覧ください。

【分科会案内】
第1分科会:図書館の原則 「法改正でどうなる? どうする? 図書館の未来? ~国の動きのねらいについて考える」
昨年10月の「文部科学省再編」に続き、2019年4月9日現在、図書館法改正を含む「地方分権一括法案」が国会に上程され、図書館の首長部局への移管が可能となる法改正が行われようとしている。今、図書館の土台が大きく揺らいでいる。図書館のみならず、社会教育、教育全般にわたる大問題はなぜ起きたのか。自治体戦略2040構想等、国の施策のねらいを俯瞰して、図書館がその役割を果たすために何ができるかを考える。
(担当:中野、西河内、松本)

第2分科会:指定管理 「図書館に指定管理者制度はいらない」
総務省が指定管理者制度は図書館になじまないとしているにもかかわらず、図書館の民営化が徐々に進んでいます。そのような状況で、時限ストライキを構えて、指定管理者導入をさらに進める方針の撤回と図書館専門員の雇用継続を掲げた、練馬区立図書館専門員労働組合の取り組みを報告していただきます。
そして、参加者のみなさんから各地の状況を報告していただき、情報交換します。
直営でしっかりと図書館を運営するために考えましょう。
(担当:関、高野、藤巻)

第3分科会:職員問題 「オリンピックだけじゃないよ 2020 年大変化! 知っていますか「会計年度任用職員」」
2020年4月から、自治体の臨時・嘱託・非常勤職員は、ほとんどが「会計年度任用職員」に変わります。現在各自治体では条例・規則の改正が行われていますが、期末手当が出るかわりに月額報酬が減るなど、問題点も見受けられます。
分科会では先行自治体の条例案を検証し、これから改正する自治体の条例・規則について、より良くするにはどうしたらいいか検討したいと思います。
(担当:清水、繁村、戸張)

第4 分科会:危機管理 「大規模自然災害から図書館を守るために」
私たちの住む日本列島は、南北に伸びる自然災害列島と言えます。昨年だけでも7 月上旬の西日本豪雨災害、9月4日、近畿地方広域で大きな被害をもたらした台風21 号、9月6日,広範囲な山崩れを起こした北海道胆振東部地震がありました。図書館も、それらの自然災害から逃れることはできません。臨時休館や開館時間の短縮を余儀なくされ、風水害では図書の水損、地震では図書の落下、そして施設の破損が発生しました。図書館は、甚大な被害をもたらす自然災害に対して何を準備すればよいのか。それらをふたつの報告・発表から探ります。 (担当:明石、今井、中沢)

第5分科会:図書館の自由 「ダウンロード違法化拡大から、図書館の自由を考える」
「図書館の自由」を守るために、いまの時代・いまの図書館現場は、どう考えて行動するのが適切なのか? 情報セキュリティが専門の高木浩光さんをお呼びし、ダウンロード違法化拡大の問題を中心に、図書館の自由について議論します。
(担当:新、天谷、高柳)

第6 分科会:障害・子ども 「「読む」というハードル:子どもの読書にはサポートが必要です」
子どもにとって「読む」という行為には、個人差はあるものの、何らかの努力が必要で「しんどい」ものなのです。また、ハンディキャップのある子どもにとっては、さらに高いハードルがあります。子どもの読書を「読む」という視点を軸に捉え、すべての子どもが読書に親しむことができるには、どんなサポートが必要かを考えます。
(担当:阪本、泉、斉藤、微笑、松村 図書館利用に障害のある人へのサービス委員会)

第7 分科会:図書館サービス 「図書館サービスのスタンダードを考える」
近頃の図書館はイベントや展示、PRの工夫が盛んです。地域資料の電子化や地域課題解決型サービスにも積極的です。一方、人員削減、資料費減が続く中で、資料提供は草の根分けても探し出すことが当たり前にできているのでしょうか。
地域全体を網羅する全域サービスはどうなっているのでしょう。この先、どんな変化があろうと「これだけはおろそかにできない」そんなサービスのスタンダードを参加者が持ち寄り、考えます。
(担当:岡野、川越、平形)

Posted by tmk