全国大会アピール『図書館の自由に関する宣言』を守り実現しよう

2014年7月8日

『図書館の自由に関する宣言』を守り実現しよう

図書館問題研究会
第61回全国大会

 『図書館の自由に関する宣言』が生まれてから2014年で60年を迎えました。60年の長きに渡り私たち図書館員は、この自由宣言を実践し、知的自由に関する問題が発生した時には自由宣言を常に意識して行動してきました。
 戦前戦中の図書館は、国策遂行、思想「善導」のための機関でした。その反省から戦後の図書館は、国民の「知る自由」を保障する施設を目指しました。
 国立国会図書館法(1948)はその前文に「真理がわれらを自由にする」の言葉を掲げています。そして、レッドパージや朝鮮戦争時の「逆コース」の時代に、図書館協会は「沈黙は現実への服従」として議論を深め、1954年に『図書館の自由に関する宣言』を採択しました。
 現代の図書館においては、『図書館の自由に関する宣言』に抵触するような事例が相次ぎ、図書館運営や読書の自由・表現の自由に対する危機感が高まっています。
 全国の会員及び図書館関係者に次の通り呼びかけます。

1 『図書館の自由に関する宣言』のポスターを館内に掲示し、住民に宣言を伝えよう
2 図書館間、職員間のネットワークを活かし、図書館の自由に関する事例や情報を収集し、検証、分析しよう
3 図書館員は、『図書館の自由に関する宣言』を学び、今こそ実践しよう